新日本プロレス14日の名古屋大会で、東京五輪男子柔道100キロ級金メダルのウルフアロン(30)が約2か月のキャリアで最大級の〝失敗〟を明かした。

 ウルフは1月4日東京ドームでNEVER無差別級王者EVILを撃破し、いきなりタイトルを奪取する衝撃のプロレスデビュー。その後は極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」との抗争が続き、2月大阪大会で成田蓮に敗れベルトを失うと「NEW JAPAN CUP」ではドン・ファレに敗れ、1回戦で姿を消してしまった。

 この日の大会では小島聡&安田優虎と組んで、H.O.Tのファレ&チェーズ・オーエンズ&金丸義信と対戦。因縁のファレに串刺しラリアートからエルボードロップを投下したものの、ブレーンバスターは決められない。ロープに走ったところオーエンズの蹴りで妨害され、悪の連係に捕まった。

 それでも無謀にも背負い投げを狙ってきたオーエンズを豪快に投げ飛ばすと、金丸にもボディースラムを発射。敗れたチームの中でも、一人で気を吐いた。

 バックステージでは「チェーズ・オーエンズ、あの柔道技はなんだ? 背負い投げか? 俺のこと投げれるわけないだろ。まず、講道館に行って、一から柔道学べ。俺は23年間、柔道やってきたんだ。柔道っていう競技では、俺は最強なんだ」とバッサリ。

 一方で雪辱を狙うファレに対しては「今日も投げ切ることはできなかったけど、少しずつ投げれそうな感覚、つかめてきてるよ。あともう少し、もっともっとプロレスの技を磨いて、力つけて、思いっきり投げ切れるその日を、楽しみにしてる」と、170キロの巨体を投げ飛ばす予告を繰り出した。

 さらにウルフは「1月4日デビュー戦、俺は一つ大きな失敗をしてしまった。なんだと思う? 俺は(デビュー)前日の時間が余ってるばかり、間違えて胸毛を剃ってしまったんだよ」と、トレードマークのワイルドな胸毛を自ら消失させてしまったことを悔恨。「胸毛を剃って、今どのぐらいかな? 2か月ちょっとかな」と言って自身の胸を指さすと「もうすぐ春ですねって感じだ。新緑の季節だよ」と〝復活〟の手応えをアピールした。

「夏になるとな、胸毛にコバエが絡むんだ。俺は誰よりも早く夏の訪れを感じる。それはコバエが絡むから」と独自の論理を披露し、コバエをつかんで取り除く仕草をしながら「夏だ…。こういうことだ」と丁寧に説明。何はともあれ、気温の上昇とともにウルフの胸元がワイルドになっていきそうな気配だ。

1・4のデビュー戦では「ツルツル」だったウルフアロン
1・4のデビュー戦では「ツルツル」だったウルフアロン