侍ジャパン・佐藤輝明内野手(26=阪神)が8日のWBC1次ラウンドC組のオーストラリア戦(東京ドーム)で、価値あるひと振りを披露した。
吉田(レッドソックス)の逆転弾で7回に2―1とリードした直後の8回だ。オーストラリアの6番手・ハンプトンを一死一、三塁と攻めたてると、井端弘和監督(50)は9番・若月(オリックス)に「代打・佐藤」をコール。大歓声の声援も消えぬうちに、右腕の初球142キロを逆方向へ運ぶ左翼線二塁打。代走・周東が本塁に生還し、WBC初安打が貴重な3点目のダメ押し適時打となった。
前日までの2試合では四球1つを含め、途中出場で3打席、まだ快音を残していない中で迎えた打席。指揮官の抜擢に一発応えた一撃に、佐藤も二塁ベースへ到達すると、沸き上がる一塁ベンチに「お茶たて」ポーズを披露。昨季のセの2冠王が、ここ一番で抜群の集中力を発揮した。












