女子プロレス「スターダム」の春の祭典「シンデレラ・トーナメント」2回戦(8日、東京・後楽園ホール)で、天咲光由(23)が、飯田沙耶(28)を破ってベスト8入りを果たした。
序盤、短期決着を狙った天咲は飯田を丸め込んでいったが決めきれず、逆水平チョップを連打されて悶絶。それでもスイングDDTからのプランチャで反撃に成功した。その後も飯田のパワーファイトに苦戦を強いられたが、9分過ぎにカウンターのDDTを炸裂。流れを奪うと、最後は天橋立で3カウントをもぎ取った。
試合後、マイクを握った天咲は「飯田さん、私が練習生になってから5年がたちます。やっとあなたを倒すことができました。この5年間、悔しいこと痛いこと悲しいこと、いっぱいあったけど、逃げずにあきらめずにやってきたから、今この瞬間があると思っています。その中でもずっと見守ってくれて、支えてくれて、いい先輩でいてくれてありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
そして「でも、あこがれだけで終わるような私じゃないんで」と隣の東京ドームで行われているWBCに出場中の大谷翔平(ドジャース)を思い起こさせるような言葉を放った。
これに飯田から「ああ、負けちまったよ。てめえは初戦であの山下りなも倒した。そしてあっしも倒した。このシンデレラ、てめえしかなれねえんじゃねえの? てめえが優勝して、二刀流になること期待してるよ」とエールを送られた。
先輩の背中を見送った天咲は「スターダムの大谷翔平になるか!」と豪語し「あこがれだけでは終わらせないんで。自分の力でシンデレラの称号を手にして、テッペンに咲くんで!」と優勝を誓った。













