女子プロレス「スターダム」のワンダー王座を保持する極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の小波(29)が、妃南(19)を下し4度目の防衛に成功した。

 7日に壮麗亜美を下しV3を達成したばかりの王者は28日の東京・後楽園ホール大会で同王座に初挑戦となる妃南を迎え撃った。

 試合が始まると得意の蹴り技で攻めた王者は戦場を場外に移し、妃南を滅多打ちに。リングに戻ると関節技で圧倒し左腕に集中攻撃を浴びせた。

妃南にキックを叩き込む小波
妃南にキックを叩き込む小波

 それでも必死にくらいついてくる妃南から雪崩式ブレーンバスター、マッドスプラッシュ、変型ジャックハマーと大技を連発され追い込まれる場面も。

 ハンマーロック式ジャックハマーを狙われた王者はこれを避け胴締めスリーパーで締め上げ意地をさく裂した。その後もギリギリまで丸め込みを狙われピンチに陥る瞬間もあったが、最後はファイナルランサーで捕獲すると執念のギブアップ勝ちを奪って見せた。

 試合後マイクを持った小波は「ワンダーのベルト4度目の防衛に成功したぞ! おい、お前思ってたよりもなかなかやるじゃねえか。お前って今回初めてワンダーのベルトに挑戦したんだよな? やってみてどうだったんだよ」とマイクを投げつけ珍しく感想を求めた。

 だがマイクを持とうと起き上がった妃南の顔面に黒スプレーを噴射。ポートレートを顔面にこすりつけ恒例の〝顔拓〟を取ると「今日もまた一つ私のコレクションが増えたぞ。私はこのコレクションをいっぱい集めて、今年の年末に日めくりカレンダーを発売したいんだよ。今日もその1ページに加わったってわけだ」と高笑いした。

 次期挑戦者が現れなかったことに王者は「ここまで結構なハイペースで次々と挑戦者が現れるわけだけど、次の挑戦者は誰だ? 私はいつでも空いてるぞ」と全方位に呼びかけつつ「まあでも怖くなっちゃったかな? どれだけベビーが結託してヘイトを倒そうとしても、現実はいつもヘイトにやられて終わっちゃうわけだから。今年もまたこのヘイト一強の年が続くだろうな。私はスターダムの景色を変えさせるつもりはないから。まさにスターダム・ジ・エンドだ」と宣言した。