ドジャースのワールドシリーズ(WS)3連覇に向けて今季もデーブ・ロバーツ監督(53)がタクトを振っている。
2016年から指揮を執り、過去10年間でWSの頂点に立ったのは3度。リーグ優勝も9度飾り、大谷翔平投手(31)ら日本選手の活躍もあってすっかり日本のお茶の間に知られる存在となった。そのロバーツ監督はサービス精神も旺盛で選手の起用法や見通し、試合の裏側などたいていのことは答えている。
一方で口数が多いあまり、自身の勘違いも含めて整合性がとれなくなるケースも少なくない。球団専門メディア「ドジャースウェイ」は24日(日本時間25日)、「好き嫌いは別として殿堂入り監督となることは誰もが知っている」とした上で「彼には愛情あるいら立ちから本当に怒りを覚えさせるような、ある種の特異性がある。彼は事実を正確に伝えることが得意ではないのだ」と伝えた。
直近の例として挙げられたのは、山本由伸投手(27)に関する登板スケジュールの勘違い。ロバーツ監督は21日(同22日)のオープン戦に登板した山本にマウンドで「グッドラック」と声をかけたが、実際には侍ジャパン合流前の最終登板ではなかった。山本も「最初、何の話をしているのか分からなかった」と苦笑い。指揮官のおちゃめぶりが際立ち、同メディアも「無害な誤解」と受け止めたものの、これまでの積み重ねでロバーツ監督の発言には〝疑念〟を持っている。
「選手が負傷すると、ドジャースファンはロバーツ監督の診断を半信半疑で受け止めることを知っている。例えば、ロバーツ監督が投手の負傷を軽視しようとした場合、ファンはツイッター(X)で警鐘を鳴らすお決まりのギャグになっている。トミー・ジョン手術は確実だろう」
山本への勘違いは、いわば〝今季第1弾〟。同メディアは「ロバーツ監督のように口をついてしまう監督が、すぐに間違いを犯してしまうのは滑稽だ」としつつ「早いうちに小さなミスを克服できることを願っているが、彼が次に故障の経過を報告する時に我々は懐疑的なままだろう」と異例ともいえる注文をつけながら警鐘を鳴らしている。












