WBCに初選出された北山亘基投手(26=日本ハム)が順調な調整を続けている。昨季のチームでは9勝を挙げたものの、侍ジャパンでは救援陣の一角を託される可能性がある。プロ1年目の2022年に中継ぎや抑えも経験したが、不安はないのか。本人を直撃した。

 ――日の丸の重圧は

 北山 代表に選ばれて本当にうれしかったですし、選ばれてからは日本代表の一員として勝負しにいきたいという気持ちが強くなっているというか。勝ちたいという思いが強くなってきました。

 ――やりたいポジションや希望は

 北山 希望なんて…。出せる立場ではないですよ(笑い)。将来というか、最終的には日本代表の先発ができる投手になりたいとは思っています。でも、今は井端監督が求めるポジション、タイミングでいつでもいけるようにしたいです。

 ――近年は先発中心。調整への不安は

 北山 そういう不安はないですね。1年目に中継ぎ、抑えもしっかりやりましたし、対応はできますから。今回のWBCでは先発、中継ぎ、第2先発、回またぎなどいろいろな役割をやると思いますが、どのポジションでもこれまでの自分の経験が生きてくるはずなので。今の僕ならできると思いますし。そのへんは大丈夫です。

 ――経験を生かせる

 北山 そういう経験がなかったら僕は今、代表に選んでもらっていないと思いますし。新庄さんにいろいろな起用法をしてもらったおかげでしょうね。その意味では新庄さん…いや、ボスには本当に感謝しています。プロ入り当初からいろいろなポジションで使ってもらう経験をしている中で「これは僕にしかできない魅力になっていくんじゃないかな」とも思っていましたし。中継ぎ、抑えをまずしっかりやって、先発に変わっていくというのは誰もがやれることではないですからね。

 ――自信がみなぎっている

 北山 僕、中継ぎで1年目に55試合投げましたし、昨年はシーズンを通して先発として規定投球回(計149イニング)を投げたので。ファイターズで中継ぎ50試合以上投げて、かつ先発になって規定投球回をクリアした先発投手っていないはずなので。僕の強みはそこだと思います。

 ――新調したグラブは外側が黒で捕球面が赤

 北山 ボスの好きな赤でもありますし。何かインパクトを出したいな、とも思っていたので。手のひらの部分が赤じゃないですか。そこからパワーを出す感じの意味合いも込めて。このグラブとともに本大会でも自分の力を出し切りたいと思います。