WBC日本代表の侍ジャパンは24日で宮崎合宿を打ち上げ、アドバイザーとしてフル参加したダルビッシュ有投手(39=パドレス)も役割を終えた。
ブルペンでは投球を終えた投手たちがダルビッシュのもとに足を運び、助言を求める光景が日常となっていたが、実は「ダル塾」は捕手たちにも開かれていた。投球練習を終えた投手陣がブルペンから引き揚げた後、その場に居残っていたのはダルビッシュと若月(オリックス)、坂本(阪神)、中村悠(ヤクルト)の3人。〝無人〟となったブルペンで15分以上も時間を割き、扇の要たちにレッスンを施していた。
坂本は「いや~。この一件について具体的に話せることは何もないですよ」としたり顔。当然のことながら具体的な会話の内容は機密事項だが、国際舞台で対戦する打者たちの傾向や、配球のメソッドなどを伝授されたようだ。
「ダルさんから見て『こういうボールが使える』とか『この投手のこのボールは〇〇のようなタイプに対して有効』などのアドバイスをいただきました。経験がある方の言葉はとても響きます」とうれしそうに振り返っていた。
ダルビッシュ本人は11日間の合宿を終え、侍戦士たちの健闘を祈るとともに、自身のXで「またマイアミで」とメッセージを送った。米球界の最新トレンドを熟知するカリスマ右腕が教えてくれたのは、投球技術だけではない。捕手たちにとっても「考え方を共有する場」でもあった。












