阪神の春季キャンプ第5クール4日目が24日に沖縄・宜野座野球場で行われた。今オフトレードで加入した伏見寅威捕手(35)は、ここまでのキャンプを「すごくいいと思います。痛いところもないですし、やりたい練習もできました」と総括。コンディション面の不安もなく順調に調整を続けている。

 新天地でまず感じたのはブルペン投手陣の高い意識と統制力だったという。「ピッチャー全員が意思統一されているなと。無駄な球を投げないとか意図してストライク、ボールに投げる。真っすぐも適当に投げないで、アウトコース低めを狙うとか、意思疎通が当たり前にできている印象ですね」。

 またプロ14年目を迎える今シーズンの立ち位置については、「とにかく戦力になりたい」とキッパリ。「スタメンで出る人もいれば、途中から出る人もいますし。レギュラーじゃなくても、自分の力しっかり発揮して。出た時は活躍できるように準備したいし、戦力だなって思ってもらえるような1年にしたい」と、役割に関係なく結果で示す覚悟をにじませた。

 オリックスで10年、そして日本ハムを経て3球団目。「いろんな普通や当たり前を経験してきたので。なんでも受け入れられる体勢にはなっている感じはします」と柔軟性も広がった。3球団を経験して培った経験を武器に、今季は虎投手陣をけん引する。