ドジャース7年目を迎えるムーキー・ベッツ内野手(33)がチームへの献身的な強い思いを打ち明けている。3連覇と自身5度目のワールドシリーズ制覇を狙うが、その役割は変化しつつある。

 ベッツは「ただ勝ちたいだけ。僕はダメでも構わない。勝てればそれでいいんだ。もう年だから自分のことなんて気にしていられない。人生は俺だけのものじゃない。子供がいる、家族を養う。このチームも守らなきゃいけない。他人のためにそれらを守ることに集中すればするほど、神様の祝福が増すような気がするんだ」と達観したような考えを米メディア「カリフォルニアポスト」に語っている。

 昨季は開幕から体調を崩し、150試合で打率2割5分8厘、20本塁打、82打点とキャリアワーストの数字が並んだが「去年の失敗は自分だけの問題じゃないということを理解するために必要な出来事だった。最悪だったけど(失敗を)うれしく思っている。人生で一番素晴らしい出来事だ」とポジティブに捉えている。そして、これまでのように数字にメンタルを左右されず、いかに勝利に貢献できるかに集中している。

「結果は結果だ。それについては何もできない。でもそこに至るまでのプロセスは自分でコントロールできる。今の僕はまさにそれだ。打率が2割くらいでも、まあいいか。チームの勝利に貢献できるかどうかだ」。打率を上げるだけが貢献ではない。ベッツの献身性は勝利へのロードマップとなるはずだ。