ノア21日の鹿児島・薩摩川内大会で、拳王(41)がGHCヘビー級王者・Yosiki Inamura(稲村愛輝=33)との前哨戦を制し、王座取りへ弾みをつけた。

 拳王は3月8日横浜武道館大会での挑戦を控えている。この日の大会では征矢学&大原はじめとトリオを結成し、稲村&KENTA&HAYATAと6人タッグ戦で激突した。

 稲村と対峙すると、ダイビングダブルニードロップ、ミドルキックの連射と得意の打撃で猛攻。さらにブレーンバスターを阻止して蹴暴(サッカーボールキック)を見舞っていく。しかし、PFS(ダイビングフットスタンプ)は阻止され、フロントスープレックスで投げ捨てられるなど一進一退の攻防が続いた。

 最後はHAYATAを、蹴暴からのPFSで沈めて快勝。試合後のリング上でマイクを握って鹿児島愛をアピールすると「薩摩川内にはちんこ団子があるよな。稲村は米国かぶれだったから、今度帰ってくる時にはちんこ団子を英語で何て言うか聞いておくわ」と会場の笑いを誘った。

 拳王は2024年12月の新日本プロレス薩摩川内大会に姿を現すと、当時は新日本所属のKENTAとの一騎打ちを要求。翌25年元日の日本武道館大会で対戦が実現し、KENTAはその後ノアに再入団するという劇的な展開もあった。「俺の想い人KENTAへのラブコール、今ではノア所属になって、今日のメインイベントで戦って、すげえ感慨深いな」と万感の思いを明かしつつ「稲村、今日はテメエのチームに勝ったぞ。このまま3月8日まで行くぞ」と王者に宣戦布告していた。