ミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー複合男子個人ラージヒルは17日に行われ、今季限りで引退する渡部暁斗(37=北野建設)は19位で五輪最後の個人種目を終えた。

 前半のジャンプで19位につけた渡部は、トップから1分50秒差で後半の距離をスタート。順位を上げることができなかった。個人種目3大会連続のメダリストは、ノーマルヒルの11位に続いて表彰台は遠かった。

「正直、悔しかった。もう少しいいジャンプをしたかった。意外にあっさり終わっちゃうんだなという気持ちがあった」と振り返った。

 個人種目は終わったが、19日の団体スプリントに出場する可能性はある。「自分がメンバーに入れるかわからないが、出るならベストを尽くしたい。選ばれなくても全力でサポートしたい」と語った。

 また、前半のジャンプでトップに立った山本涼太(長野日野自動車)は、日本勢最上位の15位。「ジャンプを飛んだ選手が、クロスカントリーで強い選手が多かった。こうなるだろうと思いつつ、ここまで走れないか、という気持ち。悔しい気持ちが大きい」と力不足を口にした。