日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が16日に沖縄・名護で行われている春季キャンプに合流。2年連続の躍進へ早くもアクセルを踏んだ。これまで悩みの種だった「最大の懸案事項」も解消され、頼れる最強助っ人は燃えに燃えている。
昨季は32本塁打、90打点のリーグ2冠を達成。全体練習前のあいさつでは「2026年、ガンバッテ。ワタシモガンバリマス」と大声を張り上げ、ナインや球団職員、スタンドのファンから拍手が起きた。
直後のフリー打撃では、56スイングで場外弾4発を含む12本の柵越えと、周囲の度肝を抜いた。「ドミニカとアメリカでずっと練習していたからね」とニヤリと笑うと「今年は(本塁打を)50本打つという明確な目標を持って(自主トレを)やってきた。そこを目標に頑張って、チームをどこまで高みに連れていけるか。そこを意識していきたい」と力を込めた。
レイエスは基本的にスロースターター。両かかとに爆弾ともいえる古傷を抱えていることもあり、例年この時期は調整を抑えめにし、個人目標も控え気味だった。それが今季は〝絶口調〟。背景には、昨オフから新たに個人トレーナーとなった幼なじみリロさん、そして球団のサポートによる〝爆弾処理〟があった。
レイエスは次のように明かした。「オフからリロさんと質の高い練習をずっとしてきた。その中でかかと痛のことを彼に話したら、つま先立ちするトレーニングのようなものを教えてもらって。それを継続してきたおかげで今は全く問題がなくなった。それにチームが新たに(かかと痛軽減の)インソール(=中敷き)を作ってくれるところを見つけてくれた。だからもう心配はないんだ」
レイエスの活躍の前提となるのは「シーズンを通してかかと痛を発症させないこと」。新庄剛志監督(54)も昨季は細心の注意を払いながら起用法を模索してきた。これが解消に向かうのなら、指揮官にとっても心強い材料となる。
リロさんは3月に来日予定で、その後はシーズンを通して体をサポートするという。来日3年目の超優良助っ人は新たな相棒とともに「50発」とリーグVを手繰り寄せられるか。チーム浮沈のカギを握る男から、今季も目が離せない。












