メッツのオーナーのスティーブ・コーエン氏がエドウィン・ディアス投手のドジャース入りにいまだに納得できないでいる。

 メッツ不動の守護神はオフのFA市場の注目となり、ドジャースと3年総額6900万ドル(約107億5000万円)の大型契約を結んだ。メッツと残り2年の契約期間を残しながらも破棄してFAとなり、引き留めたいメッツは新たに3年6600万ドル(約102億3000万円)を用意していたとされる。

 コーエン氏はメッツの公式動画で「確かにそれは不可解だった。彼がどのようにしてその決断に至ったのか、私にはよく分かりません。もちろん彼個人の決断ですし、我々の入札はかなり立派なものだったと思います」といまだに首をかしげている。条件をさらに見直す可能性もあった寸前でドジャースにさらわれ、戦力的ダメージは計り知れなかった。

 その後にニモ、アロンソ、マクニールら中心選手が次々と離脱する危機的状況となり、ブルージェイズから大物ボー・ビシェットを獲得した。コーエン氏は「ファンが関係を築いてきた選手を失う時の気持ちはよく分かります。変化はつらいものです。去った選手たちは私がオーナーとして就任した初日から一緒にプレーしてきた仲間です」としたうえで「でも私たちは忍耐強く、規律を守り続けた。そして築き上げたこのチームに満足しています。心からワクワクしていますよ」と前向きに話した。