英テムズバレー警察は小児性愛者の故ジェフリー・エプスタイン元被告との親交が問題視されているアンドルー元王子に関して、公職における不正行為の疑惑についても調査中であることを明らかにした。英紙ミラーが11日、報じた。
テムズバレー警察のオリバー・ライト副警視総監は11日に声明文を出し、マウントバッテン=ウィンザー氏ことアンドルー元王子について「テムズバレー警察は公職における不正行為に関する疑惑の継続的な調査を主導していることを確認しています。これは具体的には、米国司法省のエプスタイン・ファイル内の文書に関連しています」と述べた。
さらに声明文では「評価段階では、犯罪行為の疑いがあるかどうか、また本格的な調査が必要かどうかを判断するために情報が評価されます。公職における不正行為の疑惑は特に複雑な問題を伴うため、評価は慎重かつ徹底的に実施されなければなりません」と述べられている。
警察はアンドルー元王子が2010年に英国の貿易特使としての職務に関する機密報告書をエプスタイン元被告に共有していたという疑惑について調査中であることを確認していた。また、エプスタイン元被告が英国に女性を送り込み、ロイヤル・ロッジでアンドルー元王子と性的関係を持ったという疑惑についても調査中であると明らかにしていた。
先週に米司法省が公開した「エプスタイン・ファイル」に含まれていたメールでは、アンドルー元王子が2010年後半に貿易特使として香港、ベトナム、シンガポールを訪問して会合や貿易交渉を行った際、公式訪問の報告書をエプスタイン元被告に共有していたことが判明している。
また元王子は同年12月には、エプスタイン元被告にアフガニスタンのヘルマンド州復興における投資機会に関する機密情報を漏えいしていたとされる。
政府の公式ガイダンスは、貿易特使の役割には機密情報に関する守秘義務が伴うことを強調しており「これには、関連する市場や訪問に関して共有される機密情報、商業情報、または政治情報が含まれる場合がある」と記されている。
バッキンガム宮殿の報道官は9日、チャールズ国王がテムズバレー警察の捜査について「支援する用意がある」との声明文を出している。












