ソフトバンクの王貞治球団会長(85)が10日、宮崎春季キャンプを初視察した。グラウンドに姿を現し、朝から全体練習が終わるまでじっくりとナインの姿を見守った王会長。練習を見ながら語ったのは「目標を高く持つこと」の大切さだった。

 球春到来の2月1日をファーム施設のある筑後で迎える異例スタートとなったため、王会長にとってはこの日が宮崎初日。時折ナインに助言を送るなど、その姿は活気にあふれていた。そんな中で練習中に垣間見えたのが王会長の「目標設定論」だ。昨年は自己最高の12本塁打を放ち、今宮との遊撃手争いを繰り広げる野村の今季の目標が20本塁打だと聞いた王会長は思わず「少ないな」と反応。「(今の選手は)できなかったら恥ずかしいと思うのかもしれないけど30、40本と目標は大きい方がいい」と高いハードルを勧めた。

「目標は高い所に設定した方がいい」と語った王会長。鷹ナインが自ら定めた高い目標をもとに、飛躍する姿を心待ちにしている。