新日本プロレス8日の大阪大会で、「ユナイテッド・エンパイア(UE)」のジェイク・リー(37)がIWGPヘビー級&GLOBALヘビー級2冠王者の辻陽太(32)との〝公開討論〟に臨んだ。

 ジェイクは11日大阪大会で辻の持つIWGPヘビーに挑戦する。この日の大会ではカラム・ニューマン&HENAREとのトリオで「Unbound Co.(アンバウンドカンパニー)」辻&デビッド・フィンレー&外道と対戦。辻と一進一退の攻防を繰り広げると、最後は外道をフロントネックロックで絞め落とした。

 王座戦前最後の前哨戦を勝利で飾ったジェイクは試合後のリング上で「チャンプ、試合は終わったんだ。ちょっと話そうぜ」と辻を呼び寄せ、イスに座らせる。辻もこれに応じ、何と決着後のリング上で両者ヒザを突き合わせての公開討論が実現した。

試合後リング内で椅子に座り話す辻陽太とジェイク・リー
試合後リング内で椅子に座り話す辻陽太とジェイク・リー

 ジェイクは「前哨戦すべて終わって、残るは2月11日タイトルマッチ。ただその前に一つ聞きたい。チャンピオン、アンタ今日俺のヒザ本当に壊そうとしたの?」と質問。これに辻は「本当に壊そうとしたと思うか? 本当に壊そうとしていたらいまアンタ歩けてねえだろう」と返答した。

 ジェイクは2日後楽園大会のバックステージで辻からアンバウンドカンパニー入りの勧誘も受けていた。「アンタ、高橋ヒロムの退団を知っていて俺のことを誘ったのか? そういうの全部わかった上で全部しょい込んで俺のことを誘ったのかい?」と質問を続ける。これに辻は「悪いなジェイク、アンタは俺にとってその程度の人間ではない。アンタが東京ドームで俺にしたことは許されるべきではない。そのツケは、2・11大阪で返す」とした上で「その過去を水に流すのであれば、アンタはとんでもなく優秀なレスラーだ。エンパイアにいていいのか? ジェイク、一つのウソを隠すためにもう一つのウソをつけばいいってもんじゃないんだ。そこには莫大な真実が必要だ。アンタが隠し持ってる真実は何だ? ウソは何だ? 俺はいまだに分からねえんだよ。あんたはどんな真実をその仮面の下に隠してるんだ?」と逆質問で応えた。

 するとジェイクは「それを言っちゃ面白くないよね~。それの答え合わせに近いようなものが2・11だと思ってほしい。チャンピオン、今日はありがとうございました」と一方的に討論を終了。辻が退場後のリング上で「こんなやり取りも私だから可能なんだ。2・11があるんだ。それを楽しみにしていただければ何よりの幸いだ。それでは皆さん、また逢う日まで、こんにちは、こんばんは、そしてさようなら。ザッツ・ライフ」とアピールし大会を締めくくった。