全日本プロレス3冠ヘビー級王者の宮原健斗(36)が、斉藤ジュン(39)の挑戦を受諾した経緯を激白した。

 宮原は1月25日の千葉・幕張大会でジュンの挑戦表明を受けるも一度は拒否。「ノーと言えるのもチャンピオン」とアウェーの空気での王座戦を断固として認めなかった。しかし、翌26日には団体から「オールジャパン・プロレスリング株式会社及びPWF本部承認のもと」との文言付きで、2月23日大田区大会でのタイトル戦決定が発表されてしまった。

 電話取材に応じた宮原は「普段あんな文章ないですからね。PWFと会社が認めたら、チャンピオンの権限よりも大きいことは分かりましたよ」とため息。「興行も決まって、会社から発表があったにもかかわらず、ここからひっくり返すのは社会人としての僕のモラルに反する」と、しぶしぶ挑戦を受諾したことを報告した。

1・25幕張で斉藤ジュン(右)から挑戦表明を受けていた宮原健斗
1・25幕張で斉藤ジュン(右)から挑戦表明を受けていた宮原健斗

 しかし、会社決定での王座戦は今回が最後になると宮原は断言。「今後は俺がノーと言ったら本当に受けません。2月23日は社会人としてのモラルが勝ちましたけど、今回で会社に〝貸し〟をつくったので…」と不敵にほほ笑んだ。

 当日はジュンの双子の弟レイの復帰戦も行われるとあって、相当な逆風が予想される。宮原は「アウェーでは僕は弱い。その空気を全部ひっくり返せるかどうかの勝負になる」と警戒。その上で「やっぱり僕は、チヤホヤされた方が伸びるタイプ。この記事を見たプロレスファンが『スーパースター宮原健斗をアウェーの中で戦わせてたまるか』って運動を起こせば空気が変わるんじゃない?」と図々しさ全開で応援をお願いした。当日は〝声援〟が勝負の鍵を握るのかもしれない。