「エプスタイン・ファイル」が大々的に公開され、著名人が続々と恥ずかしい目に遭っている。

 性的虐待罪などで起訴され勾留中に自殺したジェフリー・エプスタイン元被告の関連文書を可能な限り公開することを義務付ける「エプスタイン・ファイル透明法」にトランプ大統領が署名したことで、司法省は推定600万ページ超のファイルを公開し続け、1月30日に約300万ページ分を公開した。

 多くの画像が出ているクリントン元米大統領と妻ヒラリー元国務長官は2日、エプスタイン氏を巡る疑惑に関し、下院で証言することに同意することになった。

 米国事情に詳しい関係者は「アンドルー元王子や前駐米英国大使のピーター・マンデルソン氏は恥ずかしい画像を公開されました。これらを見た世界中の人々は、エリートが傷を負うのを見て、留飲を下げています」と語る。

 マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏に至っては、エプスタイン氏の下書きメールの中で、ゲイツ氏が「ロシア人女性との性行為で性感染症にかかり」、薬を入手するためにエプスタイン氏の助けを求めたと示唆されたほどだ。

 ゲイツ氏の代理人は「まったくのばかげた、完全な虚偽だ」と完全否定した。

 そんななか、ファイルに自身についての言及が5000件以上もあるのに、トランプ氏は「エプスタインとは友好的ではなかった」と、〝無罪〟に自信たっぷりだ。

 前出関係者は「これまでの公開で、トランプ氏が犯罪行為に加わったという証拠は出ていません。これまで大ダメージをこうむったアンドルー元王子らについては、一部メディアから〝身代わりの子羊〟と呼ばれ、もっと深刻な何かを隠すスケープゴートの可能性が指摘されています。それがトランプ氏を守るためなのか、もっと違うことなのか、まだ分かっていません」。

 トランプ氏はノーダメージで済んでしまうのか…。