英国のスターマー首相は、アンドルー元王子に対し、「被害者のことを考え、米議会でジェフリー・エプスタイン元被告について証言すべきだ」と述べた。英メディア・GBニュースが1月31日、報じた。

 米司法省は先日、性的虐待罪などで起訴され公判前に自殺した実業家エプスタイン氏を巡る捜査資料、裁判資料など関連文書「エプスタイン・ファイル」の新たな部分を公開した。

 公開されたエプスタイン・ファイルには、アンドルー元王子ことアンドルー・マウントバッテン=ウィンザー氏とみられる男性が、女性の上に四つん這いになっている様子を示す写真も含まれている。写真には、女性が仰向けに横たわり、その両腕の間でカメラを見つめる男性の姿が写っている。

 スターマー氏は、中国と日本を訪問した4日間の極東歴訪から帰国する機中で、記者団からエプスタイン・ファイルにおけるアンドルー氏に関する新たな公開について質問を受けた。

 記者から「アンドルー氏が、エプスタイン氏との関係について被害者に謝罪し、米議会で証言すべき時ではないか」と問われると、スターマー氏は「私は常に、この問題をエプスタインの被害者という観点から考えてきた。被害者こそが最優先でなければならない。謝罪すべきかどうかについては、アンドルー氏自身の問題だ」と答えた。

 さらに証言については、「情報を持っている人は誰であれ、求められるいかなる形式であっても、その情報を共有する用意があるべきだと私は一貫して述べてきた。そうでなければ、被害者中心とは言えない」と語った。