【中西聖輝インタビュー(後編)】ドラゴンズ応援大使のSKE48・熊崎晴香が中日のドラフト1位ルーキー・中西聖輝投手(22=青山学院大)を直撃。インタビュー後編では未来のエース候補にプロでの新生活や先輩&同期との関係などを聞いた。高校、大学を日本一に導いた右腕がキャンプイン直前に思うこととは――。
熊崎 入寮してから約3週間が経ちましたけどプロの世界で印象が変わった部分はありますか。
中西 ありがたいことに、高校(智弁和歌山)も大学(青山学院大)も1つ上や2つ上の先輩がプロの世界に入られていたので、事前にいろいろと聞いていました。イメージ通り明るい選手が多くて、野球を本当に楽しんでいる。その中にやっぱり真剣さがある。アマチュア時代とは違う緊張感がある環境と聞いたのですが、もうその言葉通りというか、入ってきた情報と一緒でした。そこについていけるかどうかはこれからになりますけど頑張りたいです。
熊崎 入団してみてドラゴンズの印象も変わったりしましたか。
中西 いや、ドラゴンズの選手は本当に明るい選手、人柄のいい選手が多いということをスカウトの方から聞いていたのですが、(先輩選手から)握手やグータッチをしてもらったり、しっかり名前を覚えてもらっていたり、本当にやりやすい環境にあるかなと思います。
熊崎 実際に先輩の選手とお話されて印象に残ったことはありますか。
中西 選手会長の藤嶋さんは本当に明るくて(新人選手)全員にフレンドリーにあいさつしていただいたり、話しかけてくれることが多いので本当にありがたいと思っています。
熊崎 同期の皆さんと一緒に練習している姿を見てとても仲が良さそうな雰囲気だと思いましたが、いかがですか。
中西 そうですね。牧野憲伸さん(=26、オイシックス新潟アルビレックスBCから育成1位で入団した左腕投手)が一番年上になりますけど、(年下の)自分たちに本当に優しく接してくれるので和気あいあいでありながら、いいライバル関係で戦えていると思います。本当に牧野さんがああいう人柄で良かったなと思います。何かあったら牧野さんに相談しようと僕の中で思ってますね。
熊崎 リラックスのために何かしていることはありますか。
中西 布団から出ないです(笑い)。ゆっくりお風呂につかって、ストレッチをして早く布団に入って目をつぶっている時間を長く取るっていうのは自分の中であるので、それを意識してます。
熊崎 目をつぶっている時間にいろいろなイメージをしている。
中西 そうですね。寝ていなくても目をつぶるだけで、体というのは落ち着くので、自分が投げているところやそれ以外のことをイメージしたりします。
熊崎 普段はどういうところに出掛けたりしていますか。
中西 本当にインドアなのであまり外に出たくないですね。できれば屋根の下でゆっくりとしていたいです。映画とか見ますね。NetflixやU―NEXT、アマゾンプライムビデオなどいろいろなところ(動画配信サービス)に入っています。
熊崎 どんな映画を見ているんですか。
中西 アニメが好きな時期もあれば、海外の映画が好きな時期もあるので、本当にいろいろですね。最近だと木村拓哉さん主演の「教場」や「RIP/リップ」という外国の映画が面白かったです。
熊崎 ジャンルは問わないんですか。
中西 問わないですね。(実写では)あまりにも現実離れしたものは好きじゃなくて、ちょっとハラハラドキドキするようなものが好きです。恋愛系はあまり見ないです。
熊崎 アニメだと野球系とかも見るんですか。
中西 いや見ないですね。異世界もの(※主人公が別の世界に転生したり、召喚されたりするストーリー)とか見ます。アニメだといろいろな描写ができるじゃないですか。
熊崎 異世界ものだったらスライム(「転生したらスライムだった件」)とか。
中西 スライムも見ました。最近だとアクション系で「地獄楽」の新シーズンをNetflixで見ました。実はこの前、プロジェクターを買ったんです。大きなモニターで見ています。
熊崎 最高ですね。それだとあまり外に出たくなくなりますね。いよいよキャンプが始まりますが、ドラゴンズは投手陣の層が厚いじゃないですか。先発の枠は6人でローテーション争いはかなり激しくなってくると思うんですけれども、そこに食い込む自信はありますか。
中西 自信というよりもプレーヤーというのは首脳陣からどう評価されるかが大事だと思います。僕たちは全力でアピールはしますけど、(先発枠は)直談判して入れるような場所じゃない。本当にいい評価をしてもらえるために日々小テストだと思って取り組むしかないと思っています。そういう気持ちは忘れずに、いい時も悪い時も練習に取り組めばいいかなと思っています。
熊崎 今年からバンテリンドームにはホームランウイングが設置されて本塁から右中間、左中間までの距離が116メートルから110メートルに6メートル短縮されます。投手としてはどう思われますか。
中西 失点にもつながりやすいですけど、援護点にもつながるので味方をしっかりと信じた上で、自分がいかに1本でも(被本塁打を)減らせられるかの勝負になってくると思います。投手からしたら(ホームランウイングは)ない方がありがたいですけど、そういうわけにはいかないのでしっかりと対応したいと思います。
熊崎 ドラゴンズでも日本一になったら高校、大学、プロ野球と全て日本一です。自分が日本一に導く選手になりたいという気持ちはありますか。
中西 その時に主軸の選手として活躍できれば最高ですけど、やっぱりチームが勝つということは、どの状況になってもうれしいことなので、しっかりと尽力したいと思います。まずは大きいことを考えず、目の前のことを頑張ろうと思います。












