今季、中日野手陣の中で大きな成長を見せたのがブライト健太外野手(26)だ。ドラゴンズ応援大使であるSKE48・熊崎晴香(28)が、ドラゴンズ代打の切り札を直撃。来季のレギュラー獲りを目指すチームNo.1のポジティブプレーヤーが、新たに導入されるホームランウイングやシーズン終盤にAクラス入りが見えた瞬間について熱く語った。

熊崎晴香(右)の質問に、真摯に答える中日・ブライト健太
熊崎晴香(右)の質問に、真摯に答える中日・ブライト健太

 熊崎 今季は83試合に出場して打率2割5分9厘、3本塁打、20打点。勝負どころでの代打の切り札として活躍されました。今季を振り返っていかがですか。

 ブライト 代打の難しさを感じましたし、もっともっとスタメンで試合に出て打率も、ホームランも打ちたかったなというのはありますね。

 熊崎 ご自身では、勝負強さはどういうところから来ていると思いますか。

 ブライト 打席の中の考え方もそうですし、相手のデータと照らし合わせて、それがうまくいった打席が多かったのかなと思います。今までは「打ちたい、打ちたい」という気持ちが強かったのですが、それはなくなりましたね。全部打つのは無理なので。考え方が変わりました。

 熊崎 データを重視するようになって、成績が上がった。

 ブライト そうですね。スコアラーの方と結構、話をさせてもらって、配球の傾向を聞いたり。最後は自分の勘という部分もあるんですけど、それがちょっとずつうまくなってきたのかな。

 熊崎 ブライト選手は四球をよく取っているイメージがありますが、そういうところは意識したりしていますか。

 ブライト 僕はフォアボールを狙いにいっちゃうと取れないので、自分が打てる球を待っていることが多いですね。いいコース決まったら打てない。そこをたまたま見れるようになったのが、フォアボールがちょっと増えた要因かと思います。

 熊崎 今季はドラゴンズは4位でしたけど、9月中旬まではAクラス争いをしていました。今季を振り返ってチームとしてはどうでしたか。

 ブライト 3年連続最下位という中で9月中旬までAクラス争いができたことは、素直にチームとしても良かったことだとは思います。ただ、AクラスとBクラスでは、すごく大きな差があると思う。来シーズンどうやってチームとして(Aクラスとの差を)埋めていけるかが大事だと思います。

 熊崎 来季、Aクラスそして優勝を目指すためにチームには一番何が必要だと思いますか。

 ブライト うーん…、難しいですね。僕はピッチャーのことは分からないので、やっぱりチームとして出塁率や長打率などを上げていくことが大事かなと思います。来シーズンは自分もそこに貢献できたらいいなと思います。

ムードメーカーの役割も板についてきた
ムードメーカーの役割も板についてきた

 熊崎 来年からバンテリンドームの外野フェンス前には「ホームランウイング」という客席が設置されます(※外野フェンスの高さは4・8メートルから3・6メートルへ1・2メートル低くなり、本塁から右中間、左中間までの距離は116メートルから110メートルに変更される)。

 ブライト バッターとしては素直にうれしいですね。狭くなるってことは、それだけホームランの確率が増えるのでうれしいなっていうのと、守備として最初はたぶん慣れないと思うので、早く慣れるようにドームで練習したいなと思います。

 熊崎 他の選手とも(ホームランウイングについて)話したりしていますか。

 ブライト 話していますね。やっぱりうれしいという声の方が大きいと思います。三塁打とかは減っちゃうと思うんですけど、見ているお客さんにはやっぱりホームランってわかりやすくて面白いので、すごくいいんじゃないかなと思います。

 熊崎 いっぱいホームランを打ってください。

 ブライト 頑張ります!

 熊崎 ブライト選手はとにかく元気に声を出している姿が印象的ですけど、シーズン中、ドラゴンズのベンチの雰囲気がすごく良いなと感じていました。実際にはどうなんですか。

 ブライト めっちゃ良いと思いますし、すごく個人的に感じたのは(8月31日の)DeNA戦(横浜)で僕が代打でタイムリーを打った時に、みんながベンチから飛び出して喜んでくれたことなんです(※5―5の延長11回一死満塁の場面で、ブライトは走者一掃の決勝二塁打。この日の勝利で中日は同率3位のDeNA&広島に0・5ゲーム差に迫った)。そこは個人的にもうれしかったですし、そういう雰囲気をベンチでつくっていける試合が増えていけば、もっともっと勝てると思う。あの瞬間はちょっとAクラスにいけるかもって思いましたね。

 熊崎 来季の目標を聞いてもいいですか。

 ブライト やっぱりもうレギュラーを取ることが1番です。本当にセ・リーグでもトップクラスの外野陣だと思う(中日の今季外野レギュラーは最多安打の岡林、3年連続20本塁打超えの細川、今季17本塁打=リーグ6位&27盗塁=リーグ2位の上林)。そこに割って入っていきたいですし、割って入らなきゃいけない年齢にもなってきているので、来年レギュラー取れるように頑張りたいなと思います。