オリオールズからFAとなったまま越年した菅野智之投手(36)に〝朗報〟だ。今年もMLB球団でプレーできる可能性が26日(日本時間27日)に相次いで報じられた。

 念願のメジャー移籍を果たした昨季は30試合すべてで先発登板し、10勝10敗、防御率4・64の成績で終えた。1年契約だったため、シーズン終了後にFAとなり、今季の所属先が決まらないまま現在に至っている。3月に開幕するWBCには侍ジャパンの一員として参戦するが、現状は異例の〝無所属〟。各球団が行うスプリングトレーニングも迫る中、何とも落ち着かない日々となっている。

 そうした状況下、米メディア「AlBat」は、150イニング以上登板した投手の中で空振り三振率「15・7%」は「最低レベル」、被本塁打の多さ(33被弾)を懸念しながらも「経験と投球のバリエーションの豊富さは、先発ローテに厚みを求めるチームにとって魅力的な候補になる」と伝えた。

 そして、移籍情報に詳しい米サイト「トレード・ルーマーズ」は、球団名こそ挙げていないものの具体的な起用法にも踏み込んでいる。同サイトは四球率が「5・3%」だったことを強調し「若手や経験不足の投手陣を抱える球団にとっては、イニングを消化できる先発5番手として有用だろう」と分析した。

 FA市場にクリス・バシット(前ブルージェイズ)やルーカス・ジオリト(前レッドソックス)らが新規契約を待っている。その現状を踏まえ「市場には多くの競争相手が残っているが、菅野は市場に出ている多くのベテラン投手よりも安価な契約となるはずだ」と〝低コスト〟も追い風になると占った。

 日米通算146勝右腕は、どこのユニホームを着ることになるのか。吉報が待たれる。