ソフトバンクの松本裕樹投手(29)が五輪選手も使用する施設で〝代表級〟の能力を見せている。
3月に開幕するWBCに選出されている昨季の最優秀中継ぎ投手は25日にみずほペイペイドームで調整し、決戦に向けて「投げることに関しては(例年よりも)早めには準備している」と意気込んだ。
そんな右腕が今月10日から23日まで自主トレを行ったのが、栃木県内にある「エイジェックスポーツ科学総合センター」だ。野球に限らず五輪選手も使用するというスポーツ複合施設は、充実した設備環境が特徴。松本裕が先頭に立った自主トレには上茶谷、津森、甲斐野(西武)など総勢7人が参加し、メンバーの一人は「ウエート場とかもすごい。完璧。何も言うことがない」と舌を巻くほどだった。
ブルペンにはトラックマンやハイスピードカメラなど多くの機器がそろっており、松本裕らも自主トレ期間の最後に一度測定したという。松本裕は昨年11月に宮崎で行われた侍ジャパンの強化合宿で、井端監督から直球のホップ成分を称賛された。それだけに右腕の投球データに関心が集まりそうなものだが、ともに自主トレを行った上茶谷は別の能力にも目を見張った。
「すごかったですよ」。その能力が発揮されたのは瞬発系の測定時だった。「ジャンプとかの数値で『オリンピック選手だったらこれぐらい跳ぶ』みたいなデータがあった」。松本裕がたたき出した垂直跳びの数値は記録更新にこそならなかったものの、同施設の最高記録に迫るものだったという。高校通算54本塁打を放つなど、かつて二刀流で甲子園にも出場した身体能力はプロでますます進化。〝一流のバネ〟を手にして日本代表にまで上り詰めた。
高いポテンシャルを改めて発揮した鷹のセットアッパー。そのバネも生かして、侍ジャパンでも連覇に貢献したいところだ。











