阪神のドラフト1位ルーキー・立石正広内野手(22=創価大)が12日に兵庫・尼崎市内の二軍施設「日鉄鋼板SGLスタジアム」で行われた新人合同自主トレに参加。キャッチボールなどで約5時間、みっちりと汗を流した。
順調に調整を続ける中、チーム初の対外試合が春季キャンプ中の2月8日に行われることが決まった。「もちろん試合に出る機会があったら、早速結果を出すチャンスだと思っています」と実戦デビューへ静かな闘志をのぞかせた。
対戦相手の日本ハムはドラフト指名で競合した球団。創価大の先輩でもある右腕・田中も在籍することから「(大学での)トレーニング中に『待ってるよ』と言ってもらった。対戦できたらうれしいなと思います」と直接対決を心待ちにした。
創価大時代には、かつて日本ハムでプレーし、2018年から2年間スコアラーを務めた高口隆行コーチ(42)からも指導を受けてきた。
現ソフトバンク・近藤健介外野手(32)ら一流打者の分析にも携わってきた高口コーチは「近藤もそうでしたが、マークされて簡単に勝負してもらえない。その中でボールを待たなきゃいけないことや、どう配球を読むのかを当時の経験も踏まえて伝えてきました」。スコアラー時代に培った知識を惜しみなく伝えてきたという。立石も「プロの投手の真っすぐの速さや変化球のキレなど、実体験をもとにいろいろ教えてもらいました」と感謝を口にした。
黄金ルーキーとあって、初の実戦の舞台は注目も高まる。立石は「燃えるというより、たぶん緊張の方が勝つと思います」と率直な思いを明かしつつも「1月からやってきた練習を信じて、恐れず結果を残しにいきたいです」と力を込めた。
強打者を知る〝陰の参謀〟の教えも胸に、世代ナンバーワン・スラッガーがプロの舞台で存在感を示していく。













