新日本プロレス5日の大田区総合体育館大会で、IWGP世界&GLOBALヘビー級王者の辻陽太(32)が、いにしえの4代目IWGPヘビー級ベルトを持参した。
辻は4日東京ドーム大会でKONOSUKE TAKESHITAとのダブル王座戦を制して2冠王者に。この日の大会ではデビッド・フィンレー&鷹木信悟&ドリラ・モロニーと組んで「ユナイテッド・エンパイア(UE)」のジェイク・リー&カラム・ニューマン&グレート―O―カーン&HENAREと対戦した。
リングに上がった辻が腰に巻いていたのは、IWGP世界ではなく封印されていたIWGPヘビーのベルトだった。新日本の最高峰王座は2021年3月にIWGPヘビー級王座とインターコンチネンタル王座が統一され、IWGP世界王座が新設された。辻はかねてこのベルトの〝分解〟を訴え、初代王者アントニオ猪木から始まる伝統のIWGPヘビーの復活を訴えていた。
「IWGPヘビー級王者」とコールされた辻は、1・4ドームの試合後に襲撃されたジェイクをマイクで挑発。ジェイクの王座挑戦には否定的なスタンスを示したが、試合が始まると激しい攻防を展開した。
モロニーがHENAREに3カウントを奪われてチームは敗戦を喫したものの、バックステージではさらに新たな動きが起きた。辻は「今日はここで言わなければいけないことがある。今まで『バレットクラブ・ウォー・ドッグス』と『無所属』は共闘関係を続けてきた。だけど、それは今日で終わりだ。俺たちは1つのユニットとしてこれから戦っていく。俺たちの名前は『Unbound Co.(アンバウンドカンパニー)』。誰にも縛られない組織だ」と、共闘していた両ユニットによる新ユニットの発足を正式に表明した。
IWGPヘビーの復活、そして新ユニットと、最高峰王座を手にした辻による仕掛けの連続が、新日本マットに新たな風を吹き込みそうだ。












