全日本プロレス31日の代々木大会でアジアタッグ選手権が行われ、ドラゴンゲートの加藤良輝(29)、ISHIN(28)組がMUSASHI(35)&吉岡世起(37)を破り、同王座の128代王者に輝いた。

 ドラゴンゲートの極悪軍「我蛇髑髏」の2人は10日の後楽園大会で挑戦表明。この日の決戦となった。加藤&ISHINは急所攻撃、セコンドの同門、KAIの介入など悪行ざんまいだったが、ISHINがMUSASHIから急所攻撃を返され、ピンチに陥る。

 しかし、機転を利かせた加藤が、MUSASHIの背面に吉岡をぶつける。これを加藤だと勘違いしたMUSASHIは吉岡の股間を蹴ってしまい王者組が分断。加藤は強烈なラリアートをMUSASHIに発射し、最後はカデーレ・ルナ(リストクラッチ式アルゼンチンバックブリーカーからの変型フェイスバスター)で3カウントを奪った。

新王者となり、高笑いの加藤良輝(右)とSHIN
新王者となり、高笑いの加藤良輝(右)とSHIN

 してやったりの我蛇髑髏へ、観客からはブーイングが巻き起こる。ここでリングに登場したのは青柳亮生とライジングHAYATOだった。挑戦を直訴されたISHINは「明日から俺たちは、ありとあらゆるアジアの国をまわって出稼ぎに行くんだよ。実績のない小さな島国のおチビちゃんの挑戦を受けるわけにはいかないんだよ」と拒否した。

 ならばと亮生は、優勝チームが加藤&ISHINへの挑戦権をかけた全日ジュニア選手によるタッグトーナメント、ないしはリーグ戦の開催を提案。リング上に集った全日本ジュニア勢から熱視線を送られたISHINは、文句を言いながらも了承。「お前たちの優勝者が決まるまでは、アジアとドラゴンゲートでバンバン防衛戦をやってやるから。楽しみにしとけ、バーカ」と言い残してリングを去っていった。