フィリーズのブライス・ハーパー内野手(33)がSNSの動画の中で「NOT ELITE」(エリートではない)と書かれたTシャツを着て打撃練習していることが球団内で物議を呼んでいる。

 米メディア「BVMスポーツ」は「ドンブロウスキーとの確執を再燃させた。これはドンブロウスキー発言をハーパーがどう感じているかという疑問を投げかけている。2人の問題は解決したかのように見えたが、ハーパーの服装は未解決の緊張、あるいは批判をモチベーションとして受け入れる可能性を示唆している」と伝えている。

〝2人の問題〟とは、事業部長のドンブロウスキー氏が今季のハーパーの物足りない成績に対し「エリートシーズンではなかった。再びそのレベルに戻れるかどうか分からない。私の球界トップ10にも入らない」となどと低評価発言。チームのスーパースターを容赦なく切って捨て、トレード説にまで発展していた。

 プライドを傷つけたハーパーは「がっかりしている」と肩を落とし、代理人のボラス氏も不快感を露わにしていたが、その後は両者ともにこの問題に口を閉ざしていた。今回の〝エリートではないTシャツ〟はハーパーの無言の抗議とも取れるもので、同メディアは「ハーパーの来季のパフォーマンスとドンブロウスキー氏の発言に注目が集まるだろう。この騒動はチームの士気とハーパーのフランチャイズ内での役割に影響を与える可能性がある」と見ている。

 ハーパーの反骨心に繋がればいいが、フロントトップと主軸の確執だけにチームへの影響は少なくない。