米司法省は23日、性的虐待罪などで起訴され公判前に自殺した実業家ジェフリー・エプスタイン元被告を巡る事件で、捜査資料、裁判資料など関連文書「エプスタイン・ファイル」第3弾を公式サイトで公開した。
トランプ大統領は11月19日、司法省に対し、可能な限り分類解除された「あらゆる記録、文書、通信、捜査資料」を30日以内に公開するよう命じる法律に署名していた。被害者保護や情報管理の観点からの黒塗り修正などが間に合わず、順次公開となっている。あまりにも膨大なファイルのため、これから1週間ほど追加での公開が続きそうだ。
新たに公開されたファイルには、エプスタイン氏の元恋人で人身売買での〝少女調達係〟ギレーヌ・マクスウェル受刑者と英国アンドルー元王子ことアンドルー・マウントバッテン=ウィンザー氏とのメールのやり取りが含まれている。
マクスウェル受刑者は2002年、ペルー旅行を計画し、友人のアンドルー氏のために「知的で、きれいで、楽しく、良家の出身の女性」を探していたことが明らかになった。
メールでは、アンドルー氏を「インビジブル・マン(透明人間)」という名前で登録。02年3月3日付で南米のツアーガイドのフアンエステバン・ガノサ氏に送ったメールの中で、マクスウェル受刑者は「友人をとても幸せにするための〝二本足の観光〟(=知的で、きれいで、楽しく、良家の出身)を用意してくれれば、彼はとても満足するでしょう」と、女性の手配を依頼している。
また、「インビジブル・マン」が誰なのかはエプスタイン・ファイルでは特定されていないが、アンドルー氏は02年3月、ペルーを6日間訪問している。
この訪問中に違法行為があったとする示唆はない。マクスウェル受刑者は、手配したことをインビジブル・マンに伝え、インビジブル・マンは「これほどの親切と寛大な申し出に、ただただ圧倒されています。女の子については、すべてあなたとフアンエステバンにお任せします!」と返信している。
アンドルー氏は一貫して不正行為を否定しているが、エプスタイン氏との交友関係を理由に、今年初めにチャールズ国王から王室称号を剥奪された。












