来年3月に開催されるWBCの米国代表の陣容が固まりつつある。

 先発で代表入りを表明しているのはタイガースのタリク・スクバル、パイレートのポール・スキーンズのサイ・ヤング賞投手を筆頭にツインズのジョー・ライアン、メッツのノーラン・マクリーン、同じくメッツのクレイ・ホームズ、カブスのマシュー・ボイドの6選手。

 この豪華な顔ぶれを前に、米メディア「ファンサイデッド」は23日(日本時間24日)、「もし1試合だけ勝たなければいけないとしたらスクバル、スキーンズ、どっちを選ぶか」と米国代表の真のエースを検証する記事を掲載した。

「米国代表がWBCで2度目のタイトル獲得を目指すには厳しい戦いが待ち受けている。王者日本は大谷翔平が全盛期の間は常に強豪であり、ドミニカ共和国は間違いなく世界屈指の選手層を誇る」と指摘。連覇を目指す日本などとの天下分け目の一戦には最強左腕・スクバルか、怪物右腕・スキーンズのどちらを先発させるのか。

 同メディアの結論はスクバルで「彼が左利きであることは有利に働くだろう。スキーンズは左打者に対してそれほど弱点はない。しかし、世界屈指の左打者と対峙するとなると、この点は考慮すべき要素となる」と大谷ら左の強打者との対戦を想定し、スクバルに分があると分析。「さらにスクバルの鮮やかなチェンジアップは、左打者を翻ろうすると同時に、右打者に対してもアウトが取れる」と解説した。

 大谷はスクバルに対し通算9打数1安打。今季3月27日の通算8打席目で初安打を記録し、7月のオールスター戦でも中前打を放っている。

 一方、スキーンズとは通算11打数2安打だが、初対決となった今年6月5日の第2打席で101・1マイル(約161キロ)の剛速球を捉え、15号2ランを放っている。