新日本プロレス21日栃木大会で、棚橋弘至(49)がエル・デスペラードとの「ファイナルロード」で勝利を収めた。
来年1月4日東京ドーム大会で引退試合(VSオカダ・カズチカ)を控える棚橋の現役最後のシリーズは、新日ジュニアとのシングル3連戦。開幕戦(19日、群馬)での高橋ヒロムに続き、この日はデスペラードとの一騎打ちに臨んだ。
足4の字固めの応酬からテキサス式四葉固めに捕獲した棚橋だったが、これをロープに逃れられるとヌメロ・ドス(変型マフラーホールド)で劣勢に。グラウンドドラゴンスクリュー、開脚式ダイビングボディプレスと猛反撃にさらされた。
激しいエルボーの打ち合いからロコ・モノ(ナックルパート)を叩き込まれると、ピンチェ・ロコを狙われる。しかしこれを阻止するとドラゴン式張り手からツイスト&シャウトを連発。スリングブレイドからのハイフライアタックをさく裂させ、最後はハイフライフローで3カウントを奪ってみせた。
試合後のリング上では代名詞のエアギターパフォーマンスから「愛してま~す!」の大合唱で締めくくった。「手数ではデスペラードが上だったから、体重差かな? 本当にデスペラードからエールをもらったね。そんな気持ちです。(高橋)ヒロム、デスぺ、このエネルギーを蓄えてドーム行きますんで」と、ジュニアのトップ2人とのシングル連戦に感慨深げな表情を浮かべた。
これで残すは22日後楽園大会(VS藤田晃生)、そして来年1・4東京ドームの引退試合の2試合となった。最後の地方大会を終えた棚橋は「北関東はいろいろな思い出があって、特にプロモーションで本当にいっぱい入って…。その時にお会いしたお客さまが今日も何人もいらっしゃって『タナ、来たよ』っていうね。しっかり自分が歩んできた道が日本全国に残っているって感じました」と涙をこらえながらファンに感謝の言葉を紡いでいた。













