新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会でダブル王座戦に臨むIWGP GLOBALヘビー級王者の辻陽太(32)が19日、IWGP世界ヘビー級王者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=30)を一刀両断した。

 年間最大興行の試合順は16日に発表され、メインは棚橋弘至の引退試合(vsオカダ・カズチカ)に決定。王者同士の頂上対決はセミに据えられた。これに対し辻は「俺はIWGPヘビーの試合は常にメインじゃなきゃいけないと思ってますが、これが現状ということですね。まあしょうがないですよね。来ないんですもん、だって。2か月も王者が来なかったらそりゃそうなりますよね」と冷静に受け止めた。

 竹下は主戦場のAEWのスケジュールとの兼ね合いから新日本の地方巡業に出場できていない。DDTも加えた3団体所属選手の宿命といえども、最後の出場となった11月2日岐阜大会から来年1・4ドームまで2か月も新日本マットに姿を現さず前哨戦も行わないのは最高峰王者失格というのが辻の主張だ。

 竹下は「僕は呼ばれたら来る」とオファー次第で新日本参戦機会を増やすスタンスを示しているものの、辻は「それだからクソダサいんですよ。試合が組まれないのは団体からオファーがないからって、人のせいにしてるわけですよね」とバッサリ。「王者というのは団体を守るべき存在じゃなきゃいけないと思うんですよ。彼はただ自分の力を示したいだけじゃないですか。ものすごい選手だということは認めてますよ。でもそれを前提で言わせてもらいますけど、クソダサい自己満野郎ですよ」と痛烈に言い放った。

「この状況が来年も続くようでは新日本プロレスは本当に危ないと思います。本当の意味で新日本はAEWのファームになりますよ。だからこそ俺に課せられた責任は重大なんです。今回の試合順を経て、よりIWGPヘビー級を復活させて、価値を取り戻さなきゃいけないという思いが強まりましたね」。譲れないプライドを胸に、超満員の東京ドームに向かう。