フィギュアスケート男子で世界選手権覇者のイリア・マリニン(米国)による〝偉業〟に対し、ロシアメディアから称賛の声が上がっている。
直近のグランプリ(GP)ファイナル(12月、愛知)は合計332・29点で3連覇を達成。フリーではクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)など、6種7本の4回転ジャンプを全て着氷させ、自身の歴代最高を更新する238・24点をマークした。ロシアメディア「sports.ru」は「マリニンは名古屋で歴史を作った。これ以上の説明は不要だ」と太鼓判を押した。
昨年のGPファイナルではすべての4回転ジャンプが回転不足と判定されたが、今大会はクリーンに降りてみせた。「昨年は審判団がマリニンのジャンプを厳しく罰した。ただ今は審判団も罰するのをあきらめたようで、イリアは次の目標を5回転ジャンプと宣言している」と伝えた。
さらに来季から男女フリーでジャンプの数が7本から6本になるルール改正に言及。6種7本の4回転ジャンプを決めたマリニンのすごさを「この数字を打ち立てるために、マリニンに残された時間はわずか数か月だった。来季からルール上、1つのプログラムで7本の4回転ジャンプを成功させることは不可能になるからだ。このような厳しい時間制限の中で成功させるには超人的なメンタルの安定性が必要だった」と報じた。
数々の常識を塗り替えるマリニンのパフォーマンスには、フィギュア大国のロシアも驚きを隠せないようだ。













