現役ドラフトでロッテから加入する中村稔弥投手(29)の入団会見が15日、みずほペイペイドームで行われた。城島CBOと同じ長崎県佐世保市出身の左腕は背番号「30」のユニホームに袖を通し、新天地での意気込みを口にした。

「正直、ソフトバンクのユニホームを着ることは憧れだった」。地元球団への移籍に、中村稔は思わず頬を緩めた。祖父が福岡に住んでいた影響で、幼少期から福岡を訪れた際には祖父とともにドームに通った。家でも常にホークス戦の中継が流れていたというダイエー時代からの鷹党だ。プロ入り後の7年間は対戦相手としてホークスを見てきたが、「一人一人のレベルが高いチームだと思っていたし、常に優勝を目指してやっている球団だなと」と印象を口にした。

 来季で30歳を迎えるだけに、九州での再スタートへかける思いは強い。「もっと長く(プロの世界で)やるなら一皮むけないとダメだと思う。本当にこれをチャンスに考えている」。今季は救援として15試合に登板し防御率3・15。キャリアハイの登板数は23、24年の17試合だ。左腕は「中継ぎで一年間しっかり一軍で戦いたい。その中で40、50試合投げていけるような選手になっていきたい」と意気込んだ。地元での新シーズンが「飛躍の年」となることに期待がかかる。