みちのくプロレス〝魂の申し子〟MIRAI(26)がレスラー人生初の2冠王座奪取に燃えている。

 MIRAIは「JUST TAP OUT(JTO)」28日の板橋大会でQUEEN OF JTO王者の稲葉あずさへの挑戦を控えている。取材に応じたMIRAIは挑戦を決めた背景には、JTOをエースとしてけん引するあずさの姉、稲葉ともかの存在があると語った。

 MIRAIにとって、ともかはKAIENTAI DOJO入門時の同期生だ。11月のあずさの自主興行ではシングルマッチで勝利を収めている。「MIRAIはいろんなところで経験を積んで成長してきたタイプで、ともかはひとつの場所を守りながら、あそこ(JTO)で成長してきたタイプ。ともかがずっと守ってきた場所をもっと感じたい」とタイトル挑戦の理由を語った。

 しかし、ベルト奪取はあくまでJTOを活性化するための手段であることを強調。「ベルトをMIRAIが取った方が(JTOの)いろんな人の〝悔しい〟が引き出せる。その悔しい思いが団体を大きくする原動力になる思う」と腕をぶした。ともかには「ベルトを取ったら、いつか良き場所で再戦したいですね」と呼びかける。

 また、MIRAIは年が明けて東京女子1月4日の後楽園大会でも遠藤有栖の持つインターナショナル・プリンセス王座に挑戦する。年をまたいで2つのタイトルを制することができれば、自身初の2冠王者となる。

 これまでもMIRAIには2冠王者となるチャンスがあった。2023年7月にMIRAIは、当時2冠王者だった中野たむのワンダー・オブ・スターダム王座に挑戦したが、ワールド・オブ・スターダム王座への挑戦は見送っていた。ワンダー王座の奪取には成功したが「その時は白いベルトがめちゃくちゃ欲しかったけど、赤のことは考えてなくて…」と少し後悔している様子。悔しさをかみしめながら「来年は〝欲張りMIRAI〟を出していきますよ」とベルト奪取を誓っていた。