全日本10日の後楽園大会で、ドラゴンゲートの菊田円(26)率いる極悪軍「我蛇髑髏(がじゃどくろ)」が暴れまわった。
菊田はこの日、我蛇髑髏の加藤良輝(28)、ISHIN(28)と組んで安齊勇馬、斉藤ジュン、土井成樹組と対戦。ゴング前に襲い掛かっていきなりペースをつかむと、菊田は安齊の端正な顔をかきむしって会場に悲鳴を巻き起こさせた。かと思えばISHINがジュンに相撲対決を挑みながら立ち合いで変化してヒザをつかせるなど好き放題だ。さらに土井に狙いを定めて集中攻撃で会場にブーイングを響かせた。
その後、ジュンに猛反撃をくらうなどした我蛇髑髏だが、極悪連係やラフ攻撃で流れを取り戻すことに成功。最後は加藤が土井をカデーレ・ルナで沈めて3カウントを奪った。
敵地での快勝にISHINは「全日本プロレス! どんなもんかと思えば選手もファンも大したことねえねえな!」と悪態をついて大ブーイングを浴びる。続いて長野県松本市で警察官として働いていた加藤がマイクを持ち「全日本プロレスには関係ない話だけどよ。長野県はとてもいいところだ。景色もいい。メシもうまい。ただ出身者がそうとは限らない!」と叫んで会場をざわつかせた。
松本市と言えば青柳優馬&亮生兄弟の出身地だが、なにか関係があるのだろうか…。加藤は「長野県は車社会なわけだ。毎日毎日、何件もなん十件も交通事故が起きた。その処理で俺の仕事もままならないわけだ…。これも全日本プロレスに関係ない話だがな!」と叫ぶ。これには会場からブーイングではなく「もうやめて!」「許してくれ!」との悲鳴が上がった。
本当に好き放題の加藤は続いてISHINとのコンビでアジアタッグ王者のMUSASHI、吉岡世起組に挑戦を表明。王者組がリングに現れると「僕が調べたところによると生え抜きじゃないらしいですね。本当にそのベルトに愛着があるんですか? 勢いだけで取っちゃったんじゃないですか? 勢いだけなら俺たちでも取れんじゃね?」と見下した。
これにMUSASHIは当然「何? そんなのでこのベルト挑戦できると思ってんの?」と怒り心頭…かと思いきや「いいじゃん、いいじゃん! やろうよ、やろう。熱いねー。早く言ってよ」と乗り気も乗り気だ。「俺が全日本プロレスとPWFにしっかり言っとくよ」としてタイトル戦が決定的になった。












