巨人の阿部慎之助監督(46)は7日に静岡県・熱海市内で行われた中大若手OBOGのゴルフコンペに参加。終了後に報道陣の取材に応じ、来季の一塁コーチャーを亀井善行外野守備兼走塁コーチ(43)に任せることを明かした。
亀井コーチが自ら志願したという。指揮官は「積極的に(塁を)盗む作業をしてくれれば」と新コーチャーに期待を寄せていた。
今季、巨人は12球団ワーストとなる53盗塁。一方で両リーグでトップの盗塁数を誇ったセ首位の阪神は100盗塁と差は大きく開いてしまった。「リーグ優勝&日本一」を奪回するには「積極的な走塁」や「隙を狙う走塁」を意識的に仕掛けていくことが必要となる。
これに関して亀井コーチは「スチール(盗塁)だけじゃなくても、例えば一塁から二塁止まりじゃなくて、三塁まで行くとか…。意外と走塁のところが得点につながっていく大事なとこだと僕は思っている」と一例を挙げて説明。その上で「そういう(走塁の)意識付けっていうところを伝えていこうかなと思ってます」と語った。
この課題は今秋のキャンプで早くも浮上しており、首脳陣は選手の〝走塁ノウハウ〟不足に頭を抱えていたようだ。今オフ、三軍内野守備コーチから〝昇格〟した吉川大畿内野守備兼走塁コーチ(33)も亀井コーチと同様の見解を示していた。
吉川コーチは秋のキャンプを経て「基本からしっかりやっていく必要はあるのかなと思いました。守備というよりもまずは走塁。何がと言われたらキリがないですね」と困惑した様子を見せていた。例えば、ライナーの飛び出し方ひとつにしろ、無死&一死の場合と二死の場合とではリードを取る幅やステップの仕方を変える必要があるが、「なぜこのアウトカウントで走塁を変えなければいけないのか?」という答えをつかみきれていない選手が多かったという。
「もちろんいいところもたくさんある。ただ、そこよりももう1個前に戻って考えてみようというところはあるので、そこの『意識のすり合わせ』はしっかりしていかないといけない」と吉川コーチ。来季までに1人でも多くの選手が〝走塁ノウハウ〟を磨くことが勝利へのカギとなりそうだ。











