巨人・田中将大投手(37)による投球の直接指導企画「マー君ラボ 2025 supported by ミズノ」が7日に明治神宮外苑・室内球技場で開催。同企画で恒例となっている質問コーナーでは、中学3年生投手からの直球質問に真剣に応じた。
中学生投手が気になったのは「登板前のルーティン」。田中将は「プロ野球選手は、試合開始時間決まっているから、そこに合わせて大体やることは決まってる」というが「縛り付けるルーティンはない」と回答した。
その上で「その時によって時間がなかったり、急遽(何かが起こる)という場合はどうしてもあるから、その時に自分が決めてるルーティンができなかったらどうしても気になっちゃう。僕はそれが嫌」と話し、アドバイスを求める中学生には「ゲームで投げるとなると出力をあげないといけない。遠投やって、最後プルダウンで勢いつけて低く投げる。その感覚を出しとくと、ピッチングでもバチっとハマってくるかなと思います」と試合前の練習法を伝えた。
さらに別の中学生からは「ピンチの場面でキャッチャー出したサインと、自分が投げたい球が違ったら、どちらを投げるか」という究極の質問が。これに対しては「僕は自分が投げたいボール優先していいと思います」と即答。
「キャッチャーにも当然見えてるものがある、ピッチャーからも見えるものがある」とした上で「ストレート投げたほうがいいって思ってる時に、キャッチャーがスライダーのサインを出したとして『じゃあスライダーでいいか』で投げて打たれたらどう思う? 後悔するでしょ」
さらに「『こういう理由で絶対ストレートの方がいい』と思うんだったら、首を振って自分の投げたいボールを投げる。それで打たれようが自分の責任」と力説。いくつもの修羅場を経験した右腕だからこその説得力のある言葉に、中学生投手は深々とうなずいていた。












