米国・WWEの「サタデーナイツ・メインイベント」(13日=日本時間14日、ワシントンDC)で引退するレジェンド、ジョン・シナ(48)最後の対戦相手は〝皇帝〟グンター(38)に決定した。
史上最多となる17度最高峰王座を獲得したレジェンドは「ラストタイム・イズ・ナウ・トーナメント」の優勝者とラストマッチを戦うと自ら発表。TNAのドルフ・ジグラー(ニック・ネメス)、ザック・ライダー(マット・カルドナ)ら他団体選手も加えた、16人によるトーナメントの終幕では、ジェボン・エバンズ、カーメロ・ヘイズ、ソロ・シコアを破り勝ち上がったグンターとライダー、ザ・ミズ、ジェイ・ウーソを下したLAナイトが激突した。
5日(日本時間6日)のスマックダウン(テキサス州オースティン)で行われた決勝は、序盤から両雄が激しいの肉弾戦を展開する。ナイトはグンターの巨体をシナの必殺技AAで叩きつけると、小橋建太のバーニングハンマーまで繰り出して猛攻を仕掛けた。それでもグンターは3カウントを許さず、強烈な顔面蹴りで吹っ飛ばし、ナイトとチョップを打ち合う。
観衆の声援を一身に集めたナイトはDDTから得意のダインビングエルボードロップで勝負に出るが、グンターはBFTをかわし、強烈なジャーマンで叩きつける。さらに豪快なラリアートから、コーナー上段からのスプラッシュを連発。とどめはパワーボムで〝メガスター〟の頭をマットに打ちつけた。
この窮地にナイトは気合だけでキックアウト。皇帝の得意技スリーパーホールドを必殺BFTで切り返し、顔面からマットに沈めた。決まったかに見えたが、グンターが驚異の粘りを見せ、ロープに足をかけてカウント2でしのぐ。すかさず裸絞めを決めて逆転。ナイトの首筋にエルボーを連打してから、変型クロスフェースロックでメガスターの顔と首を締め上げる。容赦なくナイトの心を叩き折り、粘るメガスターをタップさせた。
これによりシナは、元世界ヘビー級王者の強敵グンターと引退試合に臨む。グンターは7月に〝怪物〟ゴールドバーグの引退試合の相手を務めており、半年間に2度もレジェンドに引導を渡す機会を得る異例の展開となった。グンターは「お前は『サタデーナイツ・メインイベント』でついにギブアップするぞ! タップアウトさせたる!」とテレビカメラに向かって言い放ち、シナにメッセージを送った。
シナは「ネバーギブアップ」を信条とし、2002年6月のデビューから23年半の間、賛否両論を引き受けながら戦ってきた。現役最強の一人と目される無敵の皇帝を相手に、どんな散り際を見せるのか――。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。














