DDT30日の後楽園大会で、狭心症からの復帰を果たした高木三四郎(55)がEXTREME級王者のTo―y(25)に挑戦した。

 狭心症のために昨年7月から無期限休業していた高木だが、3日の東京・両国国技館大会で〝デスマッチのカリスマ〟葛西純の息子・陽向を相手に復帰。この日はルールを王者が決定できる同王座に挑戦した。

 試合は髙木のポケットマネーを元手として、事前に選手それぞれが公営ギャンブルを行い資金を増やし凶器を購入。ゴング後は一定時間ごとにランダムでその凶器が投入される。それと同時にリング上で何らかのギャンブルが行われ、勝利した選手のみがその凶器を使用することが許され、ギャンブルに負けた選手が使用した場合は反則となるルールで行われた。

母の手助けを得て勝利したTo-y
母の手助けを得て勝利したTo-y

 試合は凶器としてノーギャラレスラーや自転車が登場するめちゃくちゃな展開。挙句の果てには「To―yの母親との保護者面談」が凶器となり、実際にTo―yの母親がリングに現れた。トランプをひいた結果、この凶器の使用を引いたのは高木だ。高木はTo―y母に「僕はなんとかギャンブル依存症から更生させたいので一言お願いします」と訴える。これにTo―y母から「ギャンブルばかりで、皆さんもご存知かと思いますが、カードの分割地獄になっております。困っているのでぜひよろしくお願いします」と返された。

 すると高木は、何を思ったか「僕が更生させますので見ていて下さい!」とTo―yをプラボックスでぶん殴る。これを見たTo―y母に「ちょっと、何するんですか!!」と当然のビンタをされるとここから一気にTo―yに畳みかけられ、プラボックスに叩きつけられて3カウントを聞いた。

 試合後の高木はTo―yの「三者面談を思い出した。ギャンブルはもう…、やめません! 辞められない!」との言葉を背にガックリ。コメントスペースでは「クソー! 取れると思ったのに! 俺はな、To―yに負けたんじゃない。To―yを愛するお母さんの心に負けたんだ」と悔しがるのだった。