米スポーツサイト「ブリーチャー・リポート」は28日(日本時間29日)に2026年シーズンMLBワースト契約トップ10」を発表し、パドレスのダルビッシュ有投手(39)が3位、レッドソックスの吉田正尚外野手(32)が6位だった。

 ダルビッシュは23年2月に6年1億800万ドル(約140億円=当時)で契約延長。今年は春季キャンプ中に右ヒジの違和感を訴えたダルビッシュは開幕を負傷者リストで迎え、7月7日に復帰。15試合で5勝5敗、防御率5・38、bWAR0・0と低迷し、この3年間のbWARも2・8にとどまる。

 同サイトは契約当時について「トミー・ジョン手術(15年)と右ヒジの鏡視下手術(18年)を経験していた30代半ばの投手に対し、優雅に歳を重ねると期待した大胆な賭けだった」と指摘した。

 結局、ダルビッシュは10月29日に右ヒジ手術を受け、26年は全休の見込み。「復帰できれば契約を全うするチャンスは残るが、現状では埋没費用のように見える」と指摘した。

 吉田はレッドソックスと結んだ5年9000万ドル(約123億3000万円=当時)の契約3年目となる今季、右肩のリハビリ遅延で出遅れた影響もあり、打率2割6分6厘、4本塁打、出塁率3割7厘、長打率3割8分8厘と不振。3年間のbWARは3・0にとどまっている。終盤からポストシーズンにかけては持ち味のコンタクト能力を発揮した。同サイトは「吉田はロースターの中で宙ぶらりんの存在。外野の守備位置はなく、DH専任にしたいタイプの打者でもない。だが、不利な条件のトレードで放出しない限り、レッドソックスは今後2年間、毎年1860万ドル(約29億円)を支払う必要がある」と解説した。

 なお、2位はエンゼルスのアンソニー・レンドン内野手(35)。7年総額2億4500万ドル(約383億円)は「史上最悪の契約」と呼ばれ、球団とバイアウトの交渉中と報じられている。1位はロッキーズと7年1億8200万ドル(約284億円)のクリス・ブライアント内野手(33)だった。