「MLB史上最悪の契約」と呼ばれているエンゼルスのアンソニー・レンドン内野手(35)が引退する可能性が高くなり、波紋が広がっている。
レンドンは2019年オフに7年総額2億4500万ドル(約383億円)の大型契約でエンゼルス入り。しかし、故障で欠場を繰り返し、6年間で出場したのは257試合で最多は21年の58試合。今季も今季股関節手術で全休した。球団が契約最終年の契約をバイアウト(買い取り)することを協議していることが明らかになり、レンドンはこのまま引退する見通しだという。
この衝撃ニュースから一夜明けた27日(日本時間28日)、米メディア「ファンサイデッド」は「アンソニー・レンドンの扱いを受けるに値する5人の高給MLB選手」と題した記事を掲載。〝ネクスト・レンドン〟候補としてまず、カージナルスのノーラン・アレナド内野手(34)の名前を挙げた。
本塁打王3度、打点王2度獲得しているアレナドは2021年シーズン前にカージナルスと7年総額2億1400万ドルの延長契約を結んでいる。「今後2年間の納税額は2500万ドルを超える。アレナドはベンチに下げるには大物すぎるが、再建中のカージナルスにとっては年間500~600打席と中途半端な数字しか出ておらず、チームにとってプラスにはならない。さらに打撃成績の衰えを考えると、彼を獲得する有力候補を見つけるのは難しい」とした。
次に挙げたのはフィリーズのニック・カステリヤノス外野手(33)。
「運動能力が衰え始め、バットコントロールも衰え始めると、彼の成績は悲惨なものになるのは目に見えていた」と指摘し「フィリーズは2022年シーズンを前に彼に5年総額1億ドルの契約を結ばせた。そして予想通り最悪の事態が訪れた」と続けた。
3人目はカブス時代の2016年にMVPを獲得しているロッキーズのクリス・ブライアント外野手(33)。「慢性的な腰痛のため、コロラドでの4年間でわずか170試合の出場にとどまっている。7年総額1億8200万ドルの契約はあと3シーズン残っているが、この時点で彼が実際に出場できるかどうかは疑問だ」と今後を不安視した。
4人目はパドレスのサンダー・ボガーツ内野手(33)。「決して悪い選手ではない」としながらも「彼に今後8年間、年間2500万ドル以上を支払うことよりも悪い選択肢は他にないだろう」とコスパの悪さを強調した。
最後に紹介したのがMVPを3度受賞しているエンゼルスの主砲、マイク・トラウト外野手(34)だ。近年はケガに悩まされており「トラウトは健康を維持できず(2020年以降わずか449試合しか出場していない)、外野と指名打者の交代を余儀なくされている。さらに懸念されるのは彼の打撃能力が急激に衰えていることだ」と解説。さらに「もしトラウトが明日フリーエージェントになったとしても、現在の年俸3550万ドルには遠く及ばないだろう。もし明日トレード拒否権を放棄したとしても、エンゼルスは彼の膨大な契約の中で、彼にとって価値のあるものを得ることは難しいだろう。レンドンとトラウトの交渉が始まるのは時間の問題のように思えますが、それは悲しい現実だ」と伝えた。












