性的人身売買を追及されているアンドルー元王子が、英国から中東へ〝脱出〟する可能性があると王室専門家が指摘した。英紙ミラーが25日、報じた。

 アンドルー元王子ことアンドリュー・マウントバッテン・ウィンザー氏は有罪判決を受けた小児性愛者、故ジェフリー・エプスタイン元被告との関係をめぐり称号をはく奪され、警察による捜査が始まるなど新たな展開に直面している。

 アンドルー元王子は長年住み慣れたウィンザーのロイヤルロッジを間もなく退去し、サンドリンガムの質素な住居に移る予定だ。しかし、王室伝記作家のアンドリュー・ローニー氏は、サンドリンガムへの移転は一時的な措置に過ぎず、英国を去ることになるのではないかと示唆している。

 同氏は「彼はそんなに狭い家には移らないだろう。個人的な推測ですが彼がサンドリンガムに行き着くとは思っていません。彼は告訴されて、フアン・カルロス国王のように中東かどこかに逃げるのではないかと思います」と語っている。

 ローニー氏は、どのような容疑が浮上するかについては明言を避けたが、アンドルー元王子は現在、エプスタイン元被告とのつながりについて米国で証言を求める圧力に直面している。さらにローニー氏はアンドルー元王子が英国から4200マイル離れたアラブ首長国連邦(UAE)と強いつながりを維持していることを強調している。

 2001年に英国の貿易特使としてUAEを訪問した際、アンドルー元王子は、当時の皇太子であり現国王であるシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーンと親密な関係を築いた。さらに2人の娘であるベアトリス王女とユージェニー王女は、UAEの著名なイベントに頻繁に姿を見せている。

 先月にはベアトリス王女が、サウジアラビアのリヤドで開催されたいわゆる「砂漠のダボス会議」、未来投資イニシアチブ(FII)のビジネスカンファレンスに出席した。王女は資産運用会社ライオンツリーの社名も記された代表バッジを身に着けており、同社で顧問を務めていると見られている。また昨年、姉妹はアブダビを共同訪問している。

 一部報道によると、アンドルー元王子はアブダビに「1万6000平方フィート(約1600平方メートル)の宮殿を提供された」とされている。この邸宅は6つのバスルームと寝室、プライベートシネマ、厳重なセキュリティが備わっており、世間の目を避けて「ぜいたくな暮らし」を送ることが可能だという。

 これらの報道は、元妻サラ・ファーガソンさんのベテランPRコンサルタント、ジェームズ・ヘンダーソン氏によって異議を唱えられているが、果たしてアンドルー元王子はどこへ行くのか。