中道改革連合の小川淳也代表は14日、国会内で会見。皇族数の確保を盛り込んだ皇室典範改正案をめぐり、10日の衆院本会議で同党所属国会議員が採決を棄権や反対した問題について言及した。
小川氏は同改正案に関して態度を保留していたが、衆院議院運営委員会で採決する直前、賛成の前提をした付帯決議の修正はかなわなかったが「答弁で担保が取れた」と説明して賛成に回った。
しかし、党内では旧宮家の男系男子と皇族の養子縁組などをめぐって、立憲民主党系と公明党系の見解に大きな相違点が生まれており、立憲系の早稲田夕季氏、神谷裕氏、野間健氏、有田芳生氏の4人は10日の衆院本会議の採決を棄権した。
小川氏は「結論から言いますが、機関決定の処分は行いません。国対委員長から事実上、事情の聞き取りや今後の協力要請、注意を行っていただくということになりました。その理由については案件が案件であるがために、党派的な対立に持っていきたくなかったという思いがありますが、党内のさまざま政治信条、これまでの経緯に私自身、深く思いをあらわすべきであるというのがひとつです」と処分を行わない方針を示した。
「そもそも私は硬直的な党議拘束には懐疑的な意見を持っている。例えばこれから新党とか、仮に考える局面が来るとすれば本来、『硬直的な党議拘束は必要なのか』ということも含めて柔軟な党運営に心を砕きたいという人間であると。これらあいまって役員会のほうでおはかりをし、了承をいただいた」と自身の考えと経緯を明かした。
また、海外視察中だった西村智奈美副代表は自身のX(旧ツイッター)で同改正案に反対を表明していた。西村氏を含めて5人が国対委員長から聞き取りの対象となるのか。
「一義的には採決行動が対象になると思いますが、党副代表たる西村、早稲田両氏については私から事実上、いろいろと事情を受けたまわっている。西村さんの対外的な(Xでの)発信も非常に重いことだと、採決行動に勝るとも劣らず重いことだという受け止めであります。直接は採決行動が対象である。西村さんについては、私のほうで個別に事情を聴いているというのが実態です」と小川氏は語った。












