新日本プロレス22日藤沢大会の「ワールドタッグリーグ(WTL)」Bブロック公式戦で、海野翔太(28)、上村優也(31)組が棚橋弘至(49)、エル・ファンタズモ(39)組を下し白星発進を飾った。来年1月4日東京ドーム大会でのIWGPタッグ王座(現王者はYuto―Ice&OSKAR)挑戦を目指す海野が優勝を自らに義務付ける理由とは――。
上村との本隊次世代エースコンビでリーグ戦に乗り込んだ海野は、抜群の連係で優位を築く。ファンタズモをSecond Chapterで沈めると、試合後のリング上では「本隊は俺らに任せろ!」と叫び棚橋と座礼をかわした。
WTL覇者は翌年1・4ドームでIWGPタッグ王座に挑戦するのが通例。年間最大興行のカードが決まっていない海野にとって、今リーグ戦が自力で本戦出場を決めるラストチャンスだ。
今年の1・4ではメインに抜擢されるも会場からブーイングを浴びるなど屈辱を味わった。「東京ドームへの思い入れは、僕が一番あると思ってますよ。あんなに悔しい思いをしたのは人生で初めてですから。これ以上悔しい思いをしたくないし、自力でたどり着きたい」と闘志を燃やす。
来年1・4ドームは棚橋の引退試合(VSオカダ・カズチカ)を筆頭に話題豊富で、チケットの完売と増席が発表された。海野は「その舞台に若い選手がどんどん出ていないと未来がないわけですよ。2027年以降も東京ドームを満員にできるという希望を見せないといけないですし、現状で自分たちの名前が入ってないことには、危機感を持たないといけないと思ってます」と悲壮な表情を浮かべた。
「棚橋VSオカダ」は10年代の新日本人気再興を象徴した黄金カードだ。「否定も批判もするつもりないですし、引退試合は棚橋さんとオカダさんでいいと思うんです。ファンも見たいと思いますし」と認めつつも「でもそれ以外のカードで新世代が躍動しないと、お客さんは未来を見れないじゃないですか。K.O.Bという若い王者がいる中で、海野&上村がタイトルマッチをできれば、時代の終わりではなく同時に新しい時代の始まりを見せる東京ドーム大会にできるのかなと」
WTLを制し、時代を受け継ぐ舞台への切符を手に入れる。












