「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が21日に東京ドームで行われ、巨人や球界OB、国内外の現役選手が献花に訪れたほか、他のスポーツをはじめ政界や財界、芸能界などから名だたる著名人が集まった。
午前中に開かれた「関係者の部」だけで各界から約2800人、2階席では抽選で選ばれたファンがおよそ6800人。午後の「一般の部」では約2万2800人が参列した。長嶋さんがいかに大きな存在だったかを物語る盛大な式典。ただ、これだけの球界関係者が一堂に会することは異例中の異例のようだ。
この日の会に出席した球団OBは「ミスターを、巨人を愛する人間がこんなにも集まった。球団や世代の垣根を越えて、これだけの関係者が直接互いに顔を合わせる機会など、今後はもうないのかもしれない」。それとともに新たな〝気づき〟もあったという。
「今後も巨人軍が歴史を積み重ねていく上で、これだけの『人材』がいるんだと再確認できたよね。現役で指導を続けている者もいれば、しばらく現場から離れている人間までいろいろいるけど、『お別れの会』がきっかけでそれぞれと巨人とのつながりが再び強くなった気がする。ミスターが最後に残してくれた贈り物なのかも分からんね」
巨人は1934年12月に設立され、長嶋さんらOBたちが90年以上の歴史をつむいできた。ミスターの名のもとに集まった〝大同窓会〟をきっかけに強固な結束が生まれ、新たな歴史を刻んでいく。












