6月3日に89歳で死去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督のお別れの会「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が21日に、東京ドームで開催され、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(52)が追悼のビデオメッセージを送った。
イチロー氏は「長嶋さんにお目にかかる度に、野球に対するまっすぐな思いと溢れ出る品格に感銘を受けていました。そのお姿はいつもキラキラと輝き、オーラとはこういうものかと驚いたのを鮮明に覚えています」と振り返り、「野球の存在を世に知らしめてくださった長嶋さんのご功績は計り知れません。愛した野球に心血を注がれ、ご自身が多くの人々からの憧れの対象であることを理解され、憧れられる立ち居振る舞いとはなんなのかをとことん追求され、完璧に表現された唯一無二の方です。理屈ではなくフィーリングでプレーするスタイル、本当の天才ってこうなんだなと感じておりました」とミスターの存在感を伝えた。
自身も今後の日本の野球界を導いていく存在として「時代の変化もあり、野球も選手個々の特性も大きく変わりつつありますが、長嶋さんが示してくださったプロとしての矜持と姿勢は、どんな時代が訪れようともつないでいかなくてはなりません。多くの後輩たちが長嶋さんの精神を受け継ぎ、個性あるプレーで野球ファンに喜んでもらうことが、長嶋さんへの最大の恩返しではないでしょうか」と表情を引き締め、「長嶋さん、後輩たちの姿に期待して、温かく、そして厳しく見守っていてください。長きにわたり野球界を牽引してくださり、ありがとうございました。どうか安らかにお眠りください」と締めくくった。












