6月3日に89歳で死去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の追悼会「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が21日に東京ドームで行われ、前二軍監督の桑田真澄氏(57)が長嶋さんへの感謝を伝えた。

 献花後に報道陣の取材に応じた桑田氏は長嶋さんの存在について「本当に太陽のような存在で。選手にとって強い存在っていいますかね、安心して戦えたんじゃないかなと思うんですよね。本当に偉大な方だと思います」と口にした。

 印象深い出来事について聞かれると「10・8決戦」と回答。この一戦は1994年の巨人対中日の最終決戦で、両チームは勝率が同率首位。直接対決でリーグ優勝が決まる緊迫した戦況だった。結果は巨人がリーグ優勝を飾り、5年ぶり18度目の日本一にも輝いた。

 この試合で救援登板し、勝利投手&胴上げ投手にもなった同氏は「本当に我々選手は足、体、手が震えたと思うんですけど、そういう中でも笑顔でね、(長嶋さんが)『俺たちは勝つよ』っていう言葉を発せられていたのでね。本当に僕たちは勇気をもらって、グラウンドでパフォーマンスを発揮できたんじゃないかなって思います」と当時監督だった長嶋さんとの思い出を振り返った。