米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(ノースカロライナ州グリーンズボロ)が12日(日本時間13日)に放送され、白川未奈が超危険なデスマッチに初挑戦し〝憤死〟した。

 AEW史上初の女子版「ブラッド&ガッツ」は、天井付きの金網に囲まれた2つのリングで戦う6vs6のチーム対抗戦。白川はタッグパートナーの盟友トニー・ストーム、AEW女子世界王者クリス・スタットランダー、ウィロー・ナイチンゲール、ジェイミー・ヘイター、ハーレイ・キャメロンとチームを結成。TBS王者メルセデス・モネ、マリーナ・シャフィール、メーガン・ベーン、テクラ、ジュリア・ハート、スカイ・ブルーの悪女軍と激突した。

 凶器持ち込みOKのデスマッチルールだけに、最初にリングインしたスカイは序盤から大流血。凄惨なシーンが続出し、白川が10番目に登場するまで、すでに3人が血まみれになっていた。白川は有刺鉄線バットを手にしてリングに入り、怨敵テクラに叩きつける。さらにメーガンにはバットを投げつけてからドロップキック。血だるまの世界王者クリスのアシストを得て、ジュリアとスカイにクロスボディーを見舞うと、モネをハリケーンラナで吹っ飛ばした。

 だが11番目に入場した極悪デスライダーズのマリーナが場外でクリスを五寸釘ボードに蹴り倒して、悪女軍が優勢に。白川は最終12番目で入ってきたトニーとの連係でヒップアタックを連発して再び盛り返したが、テクラとジュリアが金網を支える柱の穴から場外に脱出。モネの指示で金網の扉を開けると、クリスらを場外に押し出して再び扉をロック。リング内は白川とトニー、ウィローが残り、3対5の数的不利となる。ここでトニーはバケツからリングにシャンパンボトルのガラス片をばらまく。いつの間にか額が割れて血まみれの白川はトニーとの合体DDTで、マリーナをガラス片に打ちつける壮絶な攻撃。さらにメーガンの脚に有刺鉄線バットを絡ませながら、足4の字固めを決める破天荒技も見せた。

 ところが…マリーナがガラス片を踏みつけた右足で、白川の胸にストンピングをくらわす。これが効いた。大ダメージを負った白川は、マリーナに払い腰からマザーズミルク(変型ネックロック)で捕獲される。さらにメーガンが、モネのベルトで白川の背中を殴りまくった。トニーはテクラ、ジュリア、スカイの3人に捕らわれ身動きができない。目の前で繰り広げられた〝最愛の人〟の地獄絵図に、トニーはついに「降参!」と言い、ギブアップの意思表示。悪女軍が情け容赦ない攻撃で勝利をもぎ取った。

 勝ち誇る悪女軍をよそに、顔面を血で染め白川はトニーに抱えられたまま動けない。2人が初代王者を狙うAEW女子世界タッグ王座決定トーナメントには、メーガンにジュリア&スカイもエントリーしているだけに、白川悲願のビッグタイトル取りへ向けても不安な結末に。それでもトニーは治療を受ける白川の隣で「どのみち、あんたらは確実に終わりよ!」と叫んで、復讐を誓っていた。