ノア5月2日両国大会で「ロス・トランキーロス・デ・ハポン」の内藤哲也(43)との初シングルマッチに臨むOZAWA(29)が禁断のファン投票開催を示唆した。OZAWAは注目の大一番が、王者Yoshiki Inamura(稲村愛輝)対挑戦者シェイン・ヘイストによるGHCヘビー級王座戦よりも、同大会のメインにふさわしいと主張。今後の気分次第では内藤の〝トラウマ〟払拭もかねて民意を問うつもりだ…。

 高い人気を誇る両雄の一騎打ちは大きな話題を呼んでいる。OZAWAは「試合自体オイシイはオイシイんだよ。日本プロレス界の頂点だった男なわけじゃない。現状は見る影もないし、カリスマのカケラも感じないし、小汚い不審者みたいな見た目だけど、幻想を信じているお客さまは一定数いるので」と不敵に挑発。内藤に提案してきたファイトスタイルの変化も兆しが見えつつあると分析した上で「今まですごい動きをできていたから許されていたわけで、あの見た目でヨボヨボしてたら本当にただの小汚い不審者だから。もう少し小ギレイにした方がまともな印象になるんじゃないかな」と、断髪等の〝アップデート〟も求めた。

 同大会は全カードが出そろっていない段階だが、OZAWAはすでに試合順論争を呼びかけている。メインが濃厚視されているGHC戦を「客からしたらGHCの威厳とかどうでもいいわけ。私ってほら、〝お客さま〟をメインで考えてるレスラーじゃないですか。現状誰も興味がないわけだよ、稲村とシェインなんて。話題を作れず価値を下げてしまっている稲村が悪いとしか言いようがないね」と一刀両断。実際にノアではビッグマッチのメインがスペシャルシングル戦になった前例が少なくない。「タイトル戦より後に置いたメインでお客さまが満足すればいいわけだから。(グレート)ムタと中邑真輔だっけ? あれとか結構満足されてたんじゃないの? 後はわれわれに任せてくれって感じだね」と言い放った。

 さらにOZAWAには最終手段の用意もあるという。「それこそファン投票なんかしちゃったりして内藤の精神状態をグチャグチャにしてあげても面白いかなとも思うんだけど…。ただ今回やれば私のおかげで彼はメインに立つことができるわけですから。『今度は勝てる側だよ。大丈夫、安心してくれ』と言いたいね」。内藤には新日本プロレス時代の2014年1月4日東京ドーム大会でオカダ・カズチカとIWGPヘビー級王座戦が決まったものの、中邑と棚橋弘至のIWGPインターコンチネンタル王座戦とのファン投票で敗れセミに降格した過去がある。今回は民意で逆転する立場を味わわせてあげようという恩着せがましさも含まれるプランだ…。

「後は私の気分次第かな。正式に提案させてもらうかもしれないし、もうどうでもいいやって思ったらやらないし」と最後までうそぶき続けたOZAWA。両国決戦が風雲急を告げてきた。