米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(テキサス州サンアントニオ)が25日(日本時間26日)に放送され、元スターダムの白川未奈が、〝毒蜘蛛〟テクラのかん計に屈した。

 前回「DYNAMITE」でテクラから侮辱され、一騎打ちを要求。元スターダムで今春からAEWに移籍した2人にとって〝出世争い〟につながる一戦だ。白川はクモのポーズをまねてテクラを挑発。ドロップキックを浴びせて試合を優位に進めると、観衆からは「ミナ! ミナ!」の大チャントが上がった。

テクラ(上)を釣り天井固めで締め上げる白川未奈(©All Elite Wrestling)
テクラ(上)を釣り天井固めで締め上げる白川未奈(©All Elite Wrestling)

 さらに得意の釣り天井固めで、テクラを締め上げる。続けてテレビカメラめがけてキスを投げるが、テクラに隙をつかれて反撃をくらう。観衆の大声援を受けて白川はすぐさまDDTで逆襲。テクラの左ヒザをマットに打ちつけ、ペースは譲らない。

 ところが…ここで、テクラ率いる悪のユニット「トライアングル・オブ・マッドネス」のジュリア・ハートとスカイ・ブルーが会場に姿を現した。白川は2人に気をとられ、テクラに背後から一撃をくらってしまう。テクラがレフェリーを引きつけると、場外に落ちた白川にジュリアとスカイが無法のパンチとキックの雨を降らせる。事実上の1vs3となり、白川は防戦一方となった。

 白川は「ナメんな!」との絶叫から、スリングブレイド、ネックブリーカードロップ、ドロップキックで形勢逆転するが、コーナー上の攻防から雪崩式ブレーンバスターで叩きつけられた上に、テクラは故ブレイ・ワイアットさんをほうふつとさせる奇怪な毒グモポーズからスピアーを放つ。

奇怪な毒グモポーズで白川未奈に迫るテクラ(©All Elite Wrestling)
奇怪な毒グモポーズで白川未奈に迫るテクラ(©All Elite Wrestling)

 白川はカウンターのランニングニーで切り返すと、ローリングエルボーからバックブロー、雪崩式スリングブレイドで勝負に出るが、ロープに飛んだところで、スカイとジュリアが交互にエプロンに立って白川をけん制。何とか撃退するも、これでダメージを回復させたテクラのランニングスピアーからデストラップで捕獲され、無念のタップアウトとなった。

 白川はトニー・ストームとのタッグチーム「タイムレス・ラブ・ボムズ」で、新設されるAEW世界タッグ王座の決定トーナメントにエントリー。初代タッグ王者へ向けて痛い一敗となったが、前女子世界王者トニーとの〝友情コンビ〟で、巻き返せるか?